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閃光のハサウェイ

閃光のハサウェイを観てきました。

原作の小説を読んだのは中学生のころだったと思います。当時思春期でもありオタク趣味は恥ずかしかったため、人に知られることのないよう隠していたので(今思えば醸し出ていたと思いますが)、結末に衝撃を受けつつも誰にも話すことが出来ず、上手くまとまらないままのその結末への思いとギギアンダルシアの印象だけが長く残っていました。

観に行った会社の若い子はモビルスーツ戦が少ないという感想でした。中学生のころの私も同じように戦闘が少ないから盛り上がりに欠けると感じたのを思い出しました。

今の私の感想は“とても面白い”です。4dxも含めて既に3回観ています。

ファムファタル的なギギのキャラクターが男性が惹かれて振り回されてしまう女性の振舞なども含めとても魅力的に演出されていて、ハニトラを警戒しつつ振り回されるハサウェイや、有能なケネス、ほか世界観から逸脱しないキャラクター達、モビルスーツ戦も中学生のころファンネルなどを期待していた私には物足りなく感じましたが、この映画をみてみるとなるほどこのほうが実際のモビルスーツ戦に近いのかもと思わされます。ファンネルミサイルって興味深いかも。原作を読んだときはあまり感じることが(読みとることが)できなかったのですが、しっかり南国感を感じられ、異国の街感や人々の生活感、ホテルの高級感などしっかり演出されています。ハサウェイが一人で街を歩き回るシーンは何となくパトレイバーで刑事が歩き回るシーンを思い出しました。そして、爆撃を受ける街を逃げるシーンやモビルスーツの足元を逃げ回るシーンはパニックムービーのような演出でとても面白かったです。4dxで見るのがおすすめです。続きが今から楽しみで仕方がありません。

すごく早口でしゃべってそうな文になってしまいましたが、わたしオ、オタクじゃないですからっ!!!